一関博物館では、「地誌を編む-江戸・明治時代の磐井郡-」を紹介しています

「地誌を編む-江戸・明治時代の磐井郡-」

江戸時代以降、全国的に地誌編纂の機運が高まりました。 仙台藩では、享保4年(1719)に完成した佐久間洞巌の『奥羽観蹟聞老志』が地誌編纂 のさきがけとなり、続いて佐藤信要による『邦内名跡志』、田辺希文による『邦内風土 記』が編まれました。そして安永年間(1772-1781)、村毎に作成された『風土記御用 書出』などの『安永風土記』が作成されました。 明治時代初期になると明治新政府の命により、各県で皇国地誌の編纂のため、水沢県で は『地誌提要』岩手県では『岩手県管轄地誌』が作成されました。また、民間の活動の 中でも地誌が編まれました。
本展覧会では、『安永風土記』をはじめとした江戸・明治時代に編纂された地誌を紹介 します。  

 



開催日・期間 2022年7月16日~2022年9月4日
場所一関博物館
お問合せ一関博物館 tel 0191-29-3180
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