画家は、感覚を研ぎ澄まして、描く対象を見定め、用いる技法や材料を選び抜き、制作意図に合わせて画面の大きさを決定します。
制作の目的は、展覧会に出品するため、制作依頼を受けたため、友人に贈るためなど様々。
中には、作品アイディアのメモや、描画修練といった、ほかの人に見せるつもりがないものも
あります。このように、ひとくちに「絵」と言っても、技法も大きさも描かれた内容も目的も一様ではなく、バラエティーに富んでいます。
このたびご紹介するのは、白石隆一が1950年のひと夏に描いたスケッチ、森本仁平による初期から晩年の作、そして、
福井良之助の初期作、孔版画、晩年のミニアチュール(小さな細密画)。これらの作品をじっくりとご覧いただき、
作者のねらいに思いを馳せていただければ幸いです。
開催日・期間 | 2018年4月28日~2018年6月24日 |
場所 | 一関博物館 |
お問合せ | 一関博物館 tel 0191-29-3180 |
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